IT業界でエンジニアとして働く場合、フリーランス、会社員、派遣の3つの働き方があります。ただ、エンジニアの場合は一般的なフリーランスや会社員、派遣の働き方と異なる部分もあるため、事前に働き方を知っておくことが望ましいでしょう。

たとえばフリーランスは、完全に個人でするか、エージェントに登録するかのどちらかとなります。安定的に働けて収入が多いのがエージェントへの登録です。エージェントによっては、平均年収900万円、月収70〜80万と多く稼げるのところもあります。しかし、フリーランスには契約解除のリスクがあり、確定申告などの事務処理を自分でしなければならないというデメリットもあります。求められるスキルのレベルが1番高いところも特徴でしょう。

一方、会社員は一般的に年収500万円〜600万円くらいです。700万円あればよいといえるでしょう。収入が安定しており、福利厚生が手厚く、事務処理もしてもらえます。会社員の場合は、労働基準法で守られているため、クビを切られることはまずありません。リスクをかかえたくないひとは会社員がおすすめです。会社員の場合、一流企業につとめていると、その後のキャリアもよくなります。ただし、エンジニアに関係のない仕事や行事も多くあり、とくに20代は給料が少ないという特徴もあります。

そして、派遣社員の場合は、技術のことだけ考えて働けるというメリットがあります。正社員やフリーランスであれば、エンジニア以外の仕事や事務などがあり技術のことだけを考えていられません。スキルを身につけたいなら派遣社員も選択肢のひとつです。